昨年、平成二十四年十月十三日に児玉高校体育館において、九十周年事業の一つであります『創立九十周年記念式典』を開催いたしました。

雉岡会会長瀬山尚志

——- 創立九十周年記念式典実行委員長あいさつ ———-

埼玉県立児玉高等学校が創立九十周年を迎えることができたことを心より御礼申し上げます。

ご多忙のなか、大勢の皆様にご出席いただき誠にありがとうございます。ご来賓として、県教育局県立学校部長様、竹並県議会議員様、斉藤県議会議員様、吉田本庄市長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席を賜りましたこと心よりお礼申し上げます。

創立九十周年を記念し、記念式典が挙行されこの上ない喜びで感激いたしました。母校 埼玉県立児玉高等学校は、開校以来、2万1900人を超える卒業生の皆さんが、政界、経済界、教育界、スポーツ界をはじめ海外においても活躍されていることは非常にうれしく、誇りに思います。母校は昭和四十八年に全国高等学校総合体育大会においてサッカー部が 「全国優勝」し、サッカーの町「児玉」とまでいわれました。

平成二十年の全国高等学校総合体育大会では、女子柔道部が 団体戦で全国五位の成績をあげ、平成二十三年には、秋田県で開催された全国高等学校総合体育大会において柔道部女子選手が70kg級において、優勝し、「全国制覇」を成し遂げています。

運動部では、全国大会・関東大会の出場常連校の柔道部をはじめ、女子バスケット部も全国大会・関東大会の出場常連校として活躍しています。雉ケ岡祭(文化祭)や体育祭での生徒会の活躍をはじめ、文化部では、演劇部や家庭部をはじめ、吹奏楽部などが奨励賞などを受賞し活躍しています。

定時制において平成五年全国高等学校定時制通信制一都七県大会でサッカー部が優勝、全国大会でも三位になっています。 平成十五年には男子バスケットが全国三位を獲得、卓球部も平成二十一年、二十三年と女子個人全国三位などの活躍がみられます。

こうした、学生時代のクラブ活動での活躍が、将来の人生設計などに役立つことを思うと頼もしい限りです。良き友と、良き教師陣に巡り会え、学生生活を送り、青春を謳歌できる時代が 懐かしいものです。

九十周年は、百周年に向けての一里塚にすぎません。次の飛躍に備えたいと思います。記念式典が、これまでの埼玉県立児玉高等学校の歩みを振り返り、今後の発展をめざす新たなスタートとなることを念じております。 (実行委員長挨拶一部抜粋)

記念式典にご臨席いただきました同窓会会員各位をはじめ、実行委員としてご協力を賜りました役員の皆様に感謝申し上げます。